お知らせ

上山市民俗行事 加勢鳥

上山市民俗行事 加勢鳥

“ケンダイ”という藁蓑をかぶった若者に手桶から祝いの水をかけ、五穀豊穣や商売繁盛などを祈る、江戸時代初期から伝わる上山伝統の民俗行事です。

日時/2024年2月11日(日・祝)10:00~15:30予定
場所/上山城正門前広場(祈願式)~上山市内(練り歩き)
加勢鳥城下地図2024 PDF

10:00~ 祈願式(神事)・・・上山城正門前広場
10:30頃 上山城正門前広場
10:50頃 十日町商店街
11:15頃 新丁坂下交差点
11:30頃 湯町地区
11:40頃 新湯地区
12:10頃 二日町交差点
12:30頃 JRかみのやま温泉駅前
〈お昼休憩〉
13:20頃 JRかみのやま温泉駅前出発
その後、石崎地区河崎地区高松地区へ(徒歩や車移動)
13:30頃  葉山地区
14:40頃 上山市消防署上山警察署
15:00頃 おーばん上山店ヤマザワ上山店ヨークタウン(※演舞後、終了)

※時間は多少前後します。ご了承ください。

※通行止め
十日町商店街 10:40~11:30
二日町プラザ前 12:00~12:40
いずれも演舞終了次第解除

・2024年2月11日開催「加勢鳥」一般参加者募集 ※受付終了しました
2023年11月15日(水)必着にて、一般参加者を若干名募集いたします。
例年、参加希望者多数のため、11月下旬に行われる加勢鳥保存会役員会にて、参加者を決定させていただいております。
参加希望者多数のため、ご希望に添えない場合がございますので予めご了承ください。
また、上山市民俗行事加勢鳥は、神事であることをご理解いただける方のみご応募ください。
参加をご希望の方は、下記申込用紙に必要事項をご記入いただき、郵送・FAX・メールにて事務局までお送りください。
結果につきましては12月中旬頃ご連絡いたします。

◆参加申込書20240211 Excel
◆参加申込書20240211 PDF

お問い合わせ/加勢鳥保存会事務局(上山市観光物産協会)
TEL.023-672-0839 FAX.023-673-3622 E-mail:info@kaminoyama-spa.com

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〈2024年2月11日限定!加勢鳥グルメ&加勢鳥グッズ〉

・楢下宿名物「納豆あぶり餅」…上山城前にて9:00~限定160本/1本200円
「ばあちゃんずくらぶ」のお母さんたちが、手作りの納豆あぶり餅を販売します。
香ばしい味わいは一度食べるとやみつきです!

・加勢鳥グッズの販売…上山城前にて9:00~販売、その後売り子が加勢鳥と一緒に移動します
Tシャツ、手ぬぐい、缶バッヂ、手作りストラップなど、ぬくもりあふれた商品を販売します。ラインナップは当日のお楽しみ!

・カセ鳥そば、カセ鳥うどん…かみのやま温泉観光案内所前にて10:00~13:00
各100食/500円

上山市商工会青年部による加勢鳥をイメージした限定グルメ!
なくなり次第終了です。お早めにどうぞ!

・火の用心のお札
当日、火の用心のお札を販売しております。
加勢鳥スタッフにお声がけください。

〈2024年2月10日、11日は市内で様々なイベントが開催されます!〉
山形ワインカーヴ WINE メーカーズDAY
2月10日(土)・11日(日)10:00~17:00(L.O16:30)
ウッディファーム&ワイナリーのワイン10種類以上をグラスワインで提供。ボトル販売もあり。
 

めとめバル
2月10日(土)17:30~21:30
2月11日(日)10:00~16:00
harappa soba&cafe及び周辺で開催。5人の上山農家の蔵出しワインを10種類以上楽しめます。

村山さんちの蔵開き
2月11日(日)10:00~13:00
大正時代に建てられた蔵を公開。写真展や朗読会もあります。
 

第2回in風月堂 かみのまるカセ鳥プチマルシェ
2月11日(日)10:00~16:00
かみのやま温泉駅前でイベントが集結したマルシェを開催!


〈加勢鳥の歴史と由来〉

加勢鳥は、五穀豊穣・家運隆盛をもたらす歳神様の来訪行事で、「小正月に遠い土地からやってくる神の声によって一年の豊かさを祝う」という信仰から生まれたと考えられ、「御前カセ」と「町方カセ」が行われていました。
御前カセは、寛永年間に始まり、毎年旧正月の十三日、上山城に昇殿を許された高野村の若衆三人が、御前で加勢鳥を披露。御殿では新しい手桶と柄杓で加勢鳥に水をかけ、酒と銭一貫文でねぎらいました。
一方の町方カセは、十五日、周辺部の各村から集まった若衆が、商家の連なる町中の門々を歩き回り、出迎える町の若衆は裸になって手桶の水を争うようにかけ、町人たちは火伏せや商売繁盛を祈願してご祝儀を出し、酒や切り餅を振舞いました。

〈加勢鳥の楽しみ方〉
・手ぬぐいやタオルを巻く
ケンダイ頭部に新しい手ぬぐいやタオルを巻いて、一年の「家内安全」「商売繁盛」「火の用心」「五穀豊穣を願います」
 

・祝い水をかける
江戸時代の大火の際、火喰い鳥が空を舞い類焼させたように見えたことから、鳥に水をかける加勢鳥には火伏せの意味が込められています。
水にあやかって水商売の繁盛を願う行事としても大切にされてきました。
町の各商店・旅館では、商売繁盛・家内安全・火の用心を願って加勢鳥に水をかけます。どうぞご参加ください。
 

・加勢鳥の藁
神の化身である加勢鳥。そのケンダイから抜け落ちた藁は縁起物です。
加勢鳥の藁で女児の髪を結うと、黒髪の豊かな美人になると言われています。
※ケンダイ(加勢鳥)から藁を直接引き抜かないようにお願いいたします。
縁起物の藁は、加勢鳥から“抜け落ちた”藁です。
どうぞお持ち帰りいただき、大切に保管してください。
 

上山市民俗行事 加勢鳥