藩政時代に奥州諸藩大名の参勤交代の宿駅として、本陣・脇本陣・旅籠屋などを備えて賑わった羽州街道の要衝。
川沿いには、古民家や石橋など往時の面影を偲ばせるまちなみが広がり、古民家の一部は一般公開もされています。
休館日/毎週水曜日、年末年始(12月28日~1月3日)
開館時間/9:00~16:45
・大黒屋
大黒屋文化5年(1808)に建築され、楢下宿の下町にあって由緒ある家柄でした。
茅葺き寄せ棟の屋根形状で、内部には当時の諸施設が保存されています。
[見学無料]
・庄内屋
下町にある脇本陣で、準本陣級の格式を持ち、庄内藩主の常宿とされてきました。
楢下の家屋の中では最も古い18世紀中期に建設されました。
[見学無料]
・旧武田家
南北にのびる新町の道路西側に位置し、宝暦8年(1758)の屋敷割絵図に「旅籠屋」であることが明記されています。
[見学無料]
・滝沢屋
丹野家は江戸時代に庄屋を務めた由緒ある家柄で、屋号を「滝沢屋」と称し、「滝沢諸白」という銘酒の造り酒屋でもありました。
脇本陣、また旅籠屋として、大名や上級武士の宿泊、休息に利用され、その宿札が残されています。
現在は歴史資料館として見学することが出来ます。
〈入館料〉
大人220(170)円、学生160(110)円、小人50(40)円
※()内は20名以上の団体料金
・眼鏡橋
楢下宿の中央を流れる金山川には、当時では珍しい西洋の土木技術を取り入れた石造りの眼鏡橋が二つ架けられました。
「新橋」は明治13年8月竣功のアーチ式石橋。「覗橋」は上流の新橋が完成した2年後の明治15年竣功しました。
・山田屋
山田屋は明治元年に火災があり、直後に建て替えられました。
覗橋と建物が一体となった景観は、楢下宿でも当時の雰囲気を感じられる場所の一つです。
[見学無料]
・浄休寺の鐘と樹齢300年の大銀杏
〇地元案内人が楢下宿をご案内します「羽州街道 楢下宿 研究会案内人」
1名様より5日前まで要予約(中型バス以上の団体様はご相談ください)
料金/お客様15名様以上のご案内については、案内人1名2,500円(税込)
お問合せ・お申し込みは上山市観光物産協会まで