かみのやま温泉

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上山秋祭り 三社神輿渡御行列の由緒

2015.11.17

【神輿のはじまり】
寛永十八年(1641)上山城主土岐頼行公は、八月三日三代将軍家光公の若君(徳川家綱公)誕生を祝し、大老酒井雅頭に上申、幕府の許可のもと、旧暦八月十四日より十六日まで三日間、公儀の祭りとして正八幡神社と若宮八幡神社の御神輿を城下に渡御して「若君の武運長久、天下泰平、五穀豊穣」祈願を行ったのが初まりで、今より三百七十四年前の事です。


【華やかになった神輿行列】
元禄十年(1697)松平信通公が城主に変わり、正八幡神社に神輿を寄進し信通公の父松平信之公が、大和郡山八万石の城主時代の、春日大社の祭典を司どった行列を取入れ賑やかな行列となりました。


【山車のはじまり】
宝暦二年(1752)には山車屋台も出し、江戸よりの輿行も行われ、大勢の人が集まったと伝えられています。
又公儀の祭り(将軍家公認の祭り)なので参勤交代の諸大名の通行と云えども行列を遮ぎること、二階や高い所より参拝など禁じられました。
また由緒ある神輿渡御は東北広しといえども比類がない祭儀です。


【神輿は現代に】
明治四年(1871)廃藩になり公儀の祭りは取止めになりましたが、明治十一年(1878)上山総鎮守月岡神社創健、伝統の祭りを正八幡神社、八幡神社とともに三社神輿渡御行列として復活。
月岡神社の宝物御拝領の日章の「まとい」をはじめ旗指物を先頭にかかげ維新軍楽隊(鼓笛楽隊)甲冑隊と稚児隊も加り「国家隆昌、世界平和、家業繁栄、商売繁盛、家内安全」を祈願、現在の行列に受継がれました。

この行列は、上山の祭りの原点であり、古い歴史と文化を伝える遺産として他に類のない貴重な行列であり、次の世代に守り伝えていかなければ成らない文化です。市民のみなさまの尚一層のご協力とご理解をお願いいたします。


※甲冑隊 
明治11年9月の月岡神社創建  遷座祭に甲冑武者130余名が遷宮行列に供奉したのが始まり
上山藩主藤井松平家の祖 松平利長公・松平信一公を祀る月岡神社の行列にお供する事と、祭神を護衛する甲冑隊として、上山藩士族が中心となり発足し伝えてきた。(昭和56年発会)

参考文献
「上山見聞随筆」・「上山郷土史抄」・「三社神輿渡御行列由緒」(葵心会副会長須藤太一書)・「八幡神社」(郷土史友会著)


▼昭和38年の三社祭り
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▼昭和38年の三社神輿
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